飛行神社を参拝してきました
飛行神社とは
こんにちは😄
今回は以前ちょうどさんのYOUTUBE動画にて紹介した『飛行神社』を記事にしました!
こちら『飛行神社』を簡単に説明すると飛行機の神様と言う訳ではなく、ゴム動力プロペラ式飛行機による世界初の飛行理論を発見した偉人『二宮 忠八』が、飛行機開発に尽力した人物や航空機による事故の犠牲者を慰霊するために創建された神社です。
きちんと日本の古代の飛行神『饒速日の命(にぎはやひのみこと)』を、大阪府交野市にある磐船神社(いわふねじんじゃ)よりご分霊され、第一殿の御祭神としてお祀りされています。
神社入口にある手水の上に掲げられた碑文
当神社の縁起が書かれています。
創建されてからもう100年以上も経っている由緒ある神社です。
詳しくはこちら外部リンク 【飛行神社HP】
https://www.hikoujinjya.com/
本殿には三柱の神様がお祀りされています🙏
本殿は三つのお社から構成されており、中央の第一殿(ご本殿:饒速日命)・右に第二殿(祖霊社:航空殉難者及び航空先覚者の御霊)・左に第三殿(薬光神社:薬租神)が鎮座されています。
看板の案内通り中央の御本殿から順にお参りしましょう!
ちなみに第三殿の薬光神社の御祭神は、当神社を創建した二宮忠八が務めていた製薬会社の同僚で、武田長兵衛、田辺五郎、塩野義三郎など日本の有名製薬会社の創業者の方々です。現在では誰もが一度は聞いたことのあるビッグネームに驚きました😲❗
本殿の屋根?壁?の部分には綺麗なステンドグラスがはめ込まれています✨画像は飛び魚の絵です。
屋根のもう片方には玉虫の絵がはめ込まれているのですが、そちらの方は写真を撮ってなかったので掲載出来ません💦
申し訳ありません🙇
見たい方は是非飛行神社へ😊
ちなみにこの二つの生き物が二宮忠八氏の飛行機のアイデアにインスピレーションを与えたことに由来するデザインのようです❕
本殿横の小さなお社も参拝✨🙏✨
当神社HPによれば、上記の三柱の神ともう一柱の神『常盤稲荷社』をご祭神としてお祭りしています。
ギリシャ神殿のような本殿の横に鎮座されているこのお社の事だと思うのですが、ここには特に説明書きが在りません💦
しかし稲荷社は商売繁盛・五穀豊穣・子孫繫栄の神として有名な神様ですから是非参拝しましょう!
境内の様子
飛行機にまつわる展示物
飛行神社と言う名前通り、こちらの境内には飛行機にまつわる様々な展示物が、そこかしこに安置されています。
手水場はコロナ対応の為花が置かれ使用できないようにしてありましたが、台の側面には創健社二宮忠八が考案したカラス型飛行機模型と玉虫型飛行機模型とプロペラを模した図案が描かれています。
また神社の入口にある鳥居の材質はアルミニウムともジュラルミンとも云われており、また奥の建物は資料館なのですが、こちらの屋根にある風車も飛行機を模した形状をしています。
色々な場所に飛行機との関係を感じ取ることが出来ますね😊
外部リンク「二宮忠八資料館」
入口のジェットエンジンは圧巻の迫力
飛行神社の入口にはドドーンとガラス張りのケース、いや建物に収められたジェットエンジンが展示されています。
このエンジンは昔航空自衛隊で実際に活躍していた[F-104J]という戦闘機のエンジンで、その最大速度はなんとマッハ2だそうです😲⁉
ものすんごい出力ですね💪
ジェットエンジンの吸気口ファンでしょうか?これがキュイーンって回っていたんでしょうね⁉
このジェットエンジンの詳細は側面に回ったところにあるパネルで明らかにされています。
戦闘機って響きにロマンを感じます🤩
航空安全のお守りが授与してもらえますよ❕
画像は本殿内部に立て掛けられていた看板。
数々のお守りが授与されることが分かります。
お守りの授与は本殿前を通った奥の建物にある授与所へ行ってください。
遠方で来られない方にも送付してくれるようですが、全アイテムが対象って訳ではないようですので、詳しくは(外部リンク飛行神社HP)をご覧ください。
当日はおみくじを引きました🙏
その名も【トンボ玉入りおみくじ】
おみくじって書いてあることを読んだ後は木に括り付けて終わりって、何だか勿体無い気がしてた(貧乏性)のですが、このトンボ玉入りおみくじは中にランダムなデザインのトンボ玉ストラップが入っている為、デザインが気に入れば良いお土産にもなりますよ✨
飛行神社の場所
飛行神社の場所を説明します
住所 | 〒614-8002 京都府八幡市八幡土井44 |
電話 | 075-982-2329 |
FAX | 075-981-1700 |
地図で見てもわかる通り京阪電鉄石清水八幡宮駅から4分程の距離にありますので京阪電鉄でお越しになるのが便利ですよ❗
また国宝の【石清水八幡宮】にもとても近く、木津川に掛かる橋を渡った先は桜🌸の名所として人気の【背割り堤】もありますので、桜の季節にお越しいただくのが最高にオススメです👍✨
駐車場もあります
飛行神社にはわずかではありますが駐車場も備えられています。
ただ、3~4台程のスペースで駐車場は建物の地下に在る為、内部での離合は難しく人手の増える土日や祝日には、電車で来られる方が便利であると思われます。
おわりに
今回は京都府八幡市にある飛行神社についての記事でした。
四国の方にもかつて二宮忠八が住んでいた際、カラス型飛行機の着想を得た所縁の神社とがあるそうです。
香川県の二宮飛行館と道の駅空の夢もみの木パーク、道の駅に神社と資料館があるそうなので、興味を持たれた方は是非ご覧ください。
飛行機と言えばアメリカのライト兄弟が非常に有名ですが、飛行理論の発見という分野では日本の二宮忠八が正式に認められた第一発見者です。しかし、それは当の本人が亡くなった後の話です。
また二宮忠八は以前所属していた日本軍へ世界初の飛行機の開発を申し出ていたそうなのですが、認められず仕方なく製薬会社に勤めながら、自費での研究を行っていたそうです。
100年以上前の当時は、人を載せて空を飛ぶ飛行機なんて、夢のまた夢の技術だったためでしょうか?
周囲の人々も現実的な技術開発とは思えなかったんでしょうか?
当の二宮忠八自身が最も無念であったことは間違いなく、ライト兄弟による世界初の有人飛行の知らせを聞いて即座に自身の研究を中止したそうです。
その理由はもう何をしても二番煎じと言われてしまうから・・・そして八幡に飛行神社を創建し神職となって、航空殉難者や飛行機開発の先覚者の為に祈る日々を過ごしたそうです。
その後二宮忠八による飛行機開発の申し出を断った、軍の元上官は二宮に深く詫びたと伝えられています。
現代においても日本人が先進的な技術を開発しても何故か認められず、外国企業に技術を持っていかれる事が多く聞かれます。
残念ながら夢のような技術を開発しても、それを真っ先に試してみようという日本企業はあまり多くありません。
誰もが新技術導入への投資額の大きさの為、又は自社技術への拘りの為、またはその技術を導入した結果失敗し、責任を負うことを恐れるからです。
アメリカはともかく中国にまで遅れを取り始めた今、日本人は二宮忠八の無念より学ぶ必要性を感じます。
後になってああすれば良かった、こうするべきだったと後悔しても遅いと思います。
もちろん大きな責任を背負いこむ覚悟が必要ですし、気軽に取り組んでみようと言うつもりもありません。
ただ今回飛行神社について調べた結果、二宮忠八のような人物が居たこと、その生き様には色々考えさせられた気がします。
最後だけやたら長文になってしまいましたが、ここまで当記事を読んでいただきありがとうございました🙇
もしこれから飛行神社を訪れたいと思われた方には、世にも珍しい飛行機の神様ではなく、二宮忠八という人物の功績や思いを汲み取ってご参拝いただけたら嬉しく思います✨
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